第26回坊っちゃんオープンバドミントン大会
平成23年4月9日・10日
愛媛県総合運動公園体育館
男子オープンシングルス
優勝 濱中裕太(愛媛大学) 準優勝 安田敬之(ゴーセン)
写真:
三谷(イチミヤ):1回戦の浅野(徳島商業)、2回戦の青木(きよまろん)と2回続けてファイナルの接戦の末、3回戦進出。 尾田(尾田水道):1回戦は中久保(今治ク)、2回戦は大学生を下して3回戦へ。3回戦ではリズムが出てきた三上(ヨネックス)に敗退。
近藤(土居高校):キャリアは短いが進境著しい選手だ。1回戦稲見(禎瑞ク)をファイナルで破り、次の2回戦では石井(徳島商業)にファイナルで敗れた。 浅野(徳島商業):愛媛の実業団の雄イチミヤの主力三谷とファイナルに持ち込んだが、最後は引き離された。
秋元(愛媛大学):かなり厳しいゾーンを接戦で勝ち上がりベスト8。4入りは安田(ゴーセン)との対戦だったが、ここでもファイナルの末、惜敗。 広島のリーダー的存在・二嶋(スクラム)。無難に1,2回戦を勝ち上がっり3回戦進出を決めたが、谷(team徳島)に敗れる。
第1シード藤本ホセマリ(プリンス)登場。全日本社会人を2度も制した元トップ選手。クレバーなラリーの組み立てと、チャンスにピンポイントで突き刺さる重くて速いスマッシュが観客を惹きつける。 桧垣(リコーテクノシズテムズ):1回戦は東(東温高)に手こずったが、2回戦進出。2回戦では同い年の藤本(プリンス)とベテラン対戦。
谷耕平(team徳島)、1回戦、2回戦と順調に勝ち上がり、3回戦、二嶋(スクラム)と接戦ではあったが、逃げ切った。ベスト8。 福田(住化物流)。1回戦永田(√理羽)を接戦で破り、2回戦進出。2回戦は第4シード濱中(愛媛大学)と対戦。福田の変則と濱中のスピードの争いだった。スピードに押されて、いいところが出せなかった。
山崎(ハルトノファミリー):昨年の国体愛媛代表選手。なんと3回戦で同じく愛媛国体代表の濱中(愛媛大学)と対戦。1ゲーム目を奪ったが、2、3ゲームは主導権を握られてしまって敗戦。 泥谷(愛媛大学):2回戦で青木(ネコ.com)に勝ち。3回戦では四国高校チャンピオン斎藤(徳島商業)にファイナルで敗れた。
青木(ネコ.com)2回戦進出。 第3シード安田(ゴーセン)。元全国高校選抜ダブルス優勝(松山大会)と頂点を知る選手である。さて、強豪ひしめく第3シードゾーンを接戦しながらも勝ち上がる。
第2シード三上(ヨネックス):元全国高校選抜シングルス準優勝。さて、高校生町田(松北高)に第1ゲームを奪われるという苦しいスタート。ゲームしながら、ペースを立て直すところはさすがだ。 町田(松北高):大学生を退け2回戦進出。第2シード三上(ヨネックス)から1ゲーム目を奪い、2ゲーム目も16-12までリードを奪っていたが、以降流れを変えられた。
藤本(プリンス) もうひとりの松山北高生、大石。大学生を破り3回戦進出。藤本(プリンス)の胸を借りる。
安田(ゴーセン):苦しいゲームが多い安田。なんとか二宮(高商ク)に勝利した。 二宮(高商ク):藤田(新居浜高専)、三内(√理羽)と地元勢を退け、安田(ゴーセン)に挑戦。ファイナルの長いゲームとなる。
藤本(プリンス):庄野(team徳島)を破り2日目の準決勝へ進出。 庄野(team徳島):学生ひしめく第8シードゾーン。実は庄野も昨年までは高校生だった。ベスト8まで順調に勝ち上がったが藤本(プリンス)には歯が立たなかった。ベスト8。
安田(ゴーセン):またもファイナルで秋元(愛媛大学)を破り2日目の準決勝進出。 秋元(愛媛大学):安田に善戦したが最後は敗れる。ベスト8.
濱中(愛媛大学):前回の準優勝者。伸び盛りの勢いは危ない試合をすることなく準決勝進出。 谷(team徳島):24回大会準優勝の実力者。第4シード濱中(愛媛大学)には若さとスピードで押し切られた感じだ。ベスト8.
斎藤(徳島商業):四国高校チャンピオン。24回大会2回戦、25回大会3回戦で橋村(ヨネックス)を苦しめた。坊っちゃんオープンに毎回参加し成長ぶりを見せてくれる。今回は第2シードを下し、準決勝進出。強さは本物。 三上(ヨネックス):ベスト8
準決勝:21-18,21-23,17-21 緊迫したゲーム。試合巧者藤本は速いラリーの応酬へとゲームを誘導した。しかし、濱中が2ゲーム目を物にしたのが大きい。そしてファイナルゲーム前半の濱中の貯金が響いた。藤本ベスト4、濱中優勝。
準決勝:22-20,18-21,22-24 斎藤の強さが光った。しかし、安田の粘り、勝負強さが最後に勝利を呼びこんだ。この得点がすべてを物語る。斎藤ベスト4、安田準優勝。